第49回CDA資格認定2次試験に向けての勉強
見事にというか、予想通り前回の第48回CDA資格認定2次試験を不合格になった自分は、次の試験に向けて奮起していたかと言うと全くそういう気分になれず、なかなかモチベーションが上がらない状態が続いていました。
それもこれも全ては
「不合格者への講評」に記載されていた
面談の基本を学んでみてください・・・
というフレーズでした。
正直に言うと、自分の中では2次試験の予定は・・・
- 最初の試験は落ちる
- 「あと少し」という講評をもらう
- 「あと少し」をばねにして勉強に励む
- 準備万端で2回目の試験に臨む
- 2回目の試験で合格する
というスケジュールでいましたが、
2.「あと少し」という講評ではなく、
X.「基本を学んでみてください」という講評だった
そのため、予定は大幅に変わり、2回目で受かるのか?という恐怖でモチベーションが上がるどころか、勉強会にすら行きたくない!という気分になっていました。ただし、そうは言っても試験は受けなければなりませんので、気持ちを切り替えました。
その切り替えた内容は・・・
前提
- 今回の第49回の試験でCDAとしての試験は終了する
- 次回の試験からはキャリアコンサルタント国家資格を兼ねる
- 次回の試験内容は全く分からず変わる可能性もある
という前提をもとにすると普通は
- 最後だから今までの努力をムダにできない!
- 試験内容が変わる可能性があるのは困るからなんとか今回受かる!
- 一緒に勉強した仲間と今回受かりたい!
などの気持ちになるところですが、
自分の場合の切り替え方は・・・
- 49回に落ちても第1回の国家試験を経験できる
- 国家試験の経験を勉強会として商売にできるかも
- 国家試験に受かってこそ国家資格ホルダーだ!
という、ネガティブなのかポジティブなのかわからない切り替え方でなんとか前向き?になりようやく勉強会にも行き始めました・・・
ただし、そんな次回への試験への思いも馳せた気持ちで勉強会に参加しても良いロールプレイングができるはずもなく、なかなか結果がでない日々が続いており焦燥感が募る一方でした。
特に今回の49回の試験は48回とのインターバルが短く、スキルをじっくりと上げる時間はさほどなかったのが実感です。そんなそうこうしている間に、最後の勉強会に参加した際にアドバイザリーの方から言われた言葉がその後のロールプレイングを変えました。
「クライエントは悩みばかり話したくはない」
「嫌な思い出ばかりを聞かれると鬱陶しくなる」
「人間としてやりがいや前向きな話もしたい」
とのことでした。
まさにそうですよね。
ついつい問題点や課題を見つけようとカウンセラー役になると悩みを掘り下げようと嫌な思い出ばかりを聞きたくなるけど、それはカウンセラーが聞きたいことであって、クライエントの全てを無条件に受け入れ傾聴するという前提のもとに立てば、クライエントが話したいことを聴くことが必要になるので当然のことですよね。
その後のロールプレイングでは上記のことを頭に入れて実施したところ、上手くいき、最後の最後で少し自信を取り戻し、2次試験に臨むことができました。
つづく